お知らせ
2023.08.01論文・研究
加藤所長らの原著論文が International Geology Review 誌に掲載されました
スイス連邦工科大学チューリッヒ校の石田美月博士を筆頭著者とし、加藤泰浩所長が責任著者、町田嗣樹上席研究員、藤永公一郎上席研究員、中村謙太郎招聘研究員らが執筆に関わった原著論文が International Geology Review 誌に掲載されました。
日本の南九州は現在まで続く活発な火山活動で知られていますが、多くの研究は最近噴火した火山を対象としており、より古い時代の活動については情報が限られていました。本論文では、鹿児島県南薩地域の火山岩の同位体比から、この地域において700万~400万年前に活動したマグマも、現在の南九州で活動するマグマの起源マントルと同じような組成のマントルが溶けて形成されたものであることを明らかにしました。
論文は、以下のリンクよりご覧いただけます(オープンアクセス)。