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ダイアリー2024.01.23

Re-Os外来分析受け入れの記録

2024年1月12日~19日,英国エジンバラ大博士学生のCendi Danaさんがセンターを訪れ,大田,矢野,見邨,桑原と共同で分析を行いました.

Cendiさんが本センターで分析を行うのは2回目で,1回目の分析結果はこちらの論文に掲載されています.今回はオーストラリアにある3つの鉱床の試料について,本センターの実験室で前処理を行い,MC-ICP-MSという機器でRe, Os同位体測定を行いました.約1週間の分析を終え,鉱床の形成年代に関わる非常に興味深いデータを取得することが出来ました.さらに,分析中には海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究員Fiona Motswaisoさんが見学に訪れ,我々のメソッドを学びました.

個人的には,英語でのやり取りに苦戦する場面もありましたが,非常に有意義な1週間でした.今回のデータが論文として公表されるのがとても楽しみです.

この記事を書いた人
矢野 萌生 (主任研究員)
Moei Yano

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