外部資金

若手研究「機械学習で拓くイクチオリス微化石を用いた海洋生態系の変遷解読」(2023年度-2025年度)

地球が過去に経験した環境変動に対する海洋生態系の応答を明らかにすることは、現在進行中の地球温暖化が生態系へ与えるインパクトを推定し、その影響を最小化していくうえで重要な手掛かりとなります。

そこで本研究では、まずAIを用いて魚類の歯や鱗の微化石「イクチオリス」を自動で観察できるツールを開発します。そして、このツールを用いて様々な時代・海域から採取された海底堆積物に含まれるイクチオリス微化石を網羅的に観察することで、過去の地球環境変動イベントに対して海洋生態系がどのように応答したのかを明らかにことを目的とします。


研究課題番号:23K13192

研究代表者:見邨和英

研究期間:2023年度-2025年度

直接経費:3,600千円